2024.06.07【コース紹介】BRM629さくら400初夏の渋峠

6月29日開催の400㎞は光が丘公園 赤塚口 (正門)から0時にスタート!。いくつもの峠を越えてたどり着く「国道最高地点」、R292志賀草津高原ルートを走り目に飛び込む山々が織りなす素晴らしい景色は、ここに至るまでの疲れを忘れさせてくれることでしょう!!!。

まずは最初に注意喚起。コンビニ利用について毎回ブリーフィングで案内していますが「使わせていただいている」の気持ちを忘れずに「お店に一言声掛けて・綺麗に丁寧に・汚れたら拭いて・次の人へ・・感謝の気持ちをもって利用させていただき、お買い物へ、お礼とレシートは忘れずに!」でお願いします。もしもマナーが悪くて利用できなくなってしまうと次回から開催できなくなってしまいます。写真は今回利用させていただくコンビニのトイレです、店員さんはとても親切、笑顔で挨拶しましょう。

光が丘公園をスタートして秋ヶ瀬橋で荒川を渡り栃木県桐生市/旧大間々町を目指します。国道17号新大宮バイパス、国道16号東大宮バイパス、国道122号と交通量が大変多い多車線幹線道路を走ります、高架部は左側側道で通過してください。土曜深夜で交通量は昼間から比較すると少なく車線数も多いのでそれなりに走りやすい想定です、しかしながら道路が空いていれば車と自転車の速度差は大きく、また大型車も相当なスピードで走りますので、安心せずに十分注意して通行してください。途中可能な限り旧道や側道を通しています、旧道に入ると車の音がスッと消えて癒されますが、眠くならないように注意、途中車がやっと1台通れるくらいの狭い道(用水路沿い)もあるので道に迷わないように気をつけてください(下記写真:夜はさらにわかりにくいと思います)。都心スタートのため50㎞ぐらいまではどうしても車が多い道路になります、日の出を迎える頃から徐々に車が少ない走りやすい道路になります。

CUE38を過ぎると赤城山の麓を巡る「からっ風街道」へと上りが続きます。頂点は106.1k付近(標高約576m)でCUE38から約10㎞/標高差約400mの上りです。その先は下り基調のアップダウンがCUE43まで続きます。キューシートに記載していますがCUE39先のローソン 大間々桐原店を過ぎるCUE43のセブンイレブンまでドリンク自販機もない区間です、暑さにもよりますがドリンクはここで満タン補給をお勧めします。

CUE43から50までは利根川沿いの集落と渓谷を通過します、眼下には澄んだ水が流れる大河、頭上にはJR上越線の鉄橋が聳え立つ、とても趣のある旧街道を楽しんでください。

CUE50から51の間の約151㎞地点で権現峠(標高約700m)を越えます。峠までは約6㎞で標高差約380mです。頂点にはロックハート城(レストランや結婚式場など)があります。

CUE51から55の間で約187km地点で暮坂峠(標高約1088m)を越えます。中之条の街中を通り緩やかに標高を稼ぎ沢渡温泉を過ぎると徐々に勾配がきつくなっていきます。峠まで温泉入口から約11㎞で標高差は約560mです。峠から中之条町六合への下りは勾配もカーブもきついので速度を落として下ってください。その後キューシートにも記載ありますがCUE54を右折すると道路工事による片側交互通行の短いダート区間があります。ここずっと前から工事中なんですよね。

CUE55から59で温泉で有名な草津を目指します。道の駅六合の「お休み処くに(営業10時~17時)」は花豆ジェラート、トイレもあります。ここから草津市街(標高約1200m)への上りが始まります。序盤のつづら折りは路面が荒れているので注意して通行。六合からCUE56まで約7㎞で標高差約420mです。CUE56からは草津温泉街をぐるっと迂回するベルツ通りを走りCUE58天狗山スキー場前へ向かいます。この先補給箇所やトイレはありません、CUE58天狗山スキー場のトイレあるいは手前のCUE56のセブンイレブンで補給/トイレをお勧めします。

CUE58から59は今回のメインの国道292号線「志賀草津高原ルート」を約18.kmで標高差約930mを上っていきます。青空であることを祈っております。208㎞あたりまでは林間部ですが、殺生河原に近づくにつれて視界が開けて、素晴らしい山々が連なる景色が見れると思います。殺生河原区間は硫化水素の蒸気が噴き出しているため車を含めて停止禁止区間になっています、臭気がきついときもあるので速やかに通過してください。そしてこの先から階段のような大きなつづら折りで標高をどんどん上げています、素晴らしい山々の景色が続きます。約216㎞地点で白根山レストハウス(火山規制で立入禁止)を通過します。

草津からの距離は約13㎞で標高差約780mです。この先一度万座三差路へ下り、その後再び上りで山田峠、標高2172mの国道最高地点を通過してCUE59の群馬県と長野県の県境に建つ渋峠ホテルで折り返します。

渋峠ホテルでは日本で標高が2番目に高いパン屋さんとして10時ごろ焼き上がりでパンが買えます。また日本国道最高地点到達証明書(写真はちょっと昔のものです)を購入できます。なおトイレは宿泊者や喫茶利用者のみに限定されています(場合によっては宿泊者のみ)、渋峠ホテルから1.5㎞先になりますが横手山ドライブインにトイレがあります。

CUE59の渋峠ホテルで折り返したらCUE62まで長い下り、標高差約1500mを約30㎞で下ります。CUE60の草津からは車も増えるので十分注意して下ってください。また天候によりますが6月でも寒い日があります。

CUE62からは多少アップダウンがありCUE63から大柏木川原湯トンネルをくぐります、数年前に開通した新しいトンネルで幅員も広く交通量も少ないのですが約3㎞でとにかく長いです、気を紛らわしながら通過してください。ちなみにトンネル開通前は丸岩を須賀尾峠で越えの道でした、トンネル出来てよかった。CUE64から65は「忠治とまどいの松」まで緩やかに上ります。この上りが終われば榛名山の麓を流れる烏川沿いに高崎へと下り基調、その後もほぼほぼゴールまで下り基調です。

CUE66から高崎市内を迂回するため安中方面へ進みます、CUE69先で碓井川を渡り少林山通りを走り藤岡から鬼石に向かい児玉、寄居と進みます。寄居ではR254とR140の立体交差部を通行します、車が多い道路ですが左車線を道なりに進んでください。その先CUE81「玉淀大橋(北)」を2段階右折しますが、交通量が多い交差点です、信号が青に変わっても必ず左右確認して道路を渡ってください。

CUE82から83は新しく開通した道路です、下り基調で車も少なく快適に走れることでしょう。

CUE84からゴールのCUE103まではRさくらおなじみの東松山から光が丘に戻るコース、眠気も強くなる区間です、最後まで気をつけてゴールしてください。
※文中の標高は地理院地図の数値から掲載